公開日 2023年11月01日
10月25日(水)に松江キャンパスで「高大接続シンポジウム」を開催しました。今年度は,「へるん入試の求める学びの力とは」をテーマに,総合型選抜Ⅰ「へるん入試」によって入学した学生(3回生~1回生)の入学後の学修状況等を総括し,「学びのタネ」の意義や課題等について学生からの発表や参加者同士の意見交換を行いました。当日は,全国の高校や島根県教育委員会,島根県教育庁,学内から対面・オンライン合わせておよそ100名の方にご参加いただきました。
基調講演では,株式会社ベネッセコーポレーション教育情報センター長の谷本祐一郎様から,「総合型選抜の求める“学力”とは何か」をテーマに,全国的な大学入試の動向や総合型選抜で重視されていること,進路・キャリアと探究のつながり等について講話をしていただきました。
その後,本学大学教育センターの三瓶良和センター長と中村怜詞准教授からへるん入試入学者の追跡調査報告について報告があり,へるん入試で入学した学生から学びのタネを持ったきっかけや入学後の学びのタネの変容等について発表がありました。
最後に,肥後副学長から,高校と大学が接続して一人の学修者を育てていくために必要なことは何か,同じ教育者として生徒や学生の対話の相手となりえることが存在意義ではないか等の総括があり,閉会をしました。