公開日 2023年11月01日
10月25日(水)に松江キャンパスで「教育・入試懇談会」を開催しました。これは,島根県公立高等学校長協会,島根県私立高等学校長会,島根大学の三者が共催し,高校と大学が教育及び入試について懇談するものです。
今年度は,「高校・大学を通じて育成すべきこれからの学力とは」をテーマに意見交換しました。
高校からの来場は大規模校・中規模校・小規模校・専門高校の代表14校,オンラインによる参加11校,計25校の校長先生にご参加いただき,島根県教育委員会からはオンラインで陪席いただきました。
高校からは,探究学習を通して生徒が自律的に動くことができるようになってきたという声がある一方,活動をすることで精一杯になっていたり,教科の学習の中で探究学習の取組が必ずしも活きていなかったりするなど,探究学習の現状と課題について発言がありました。大学からは,へるん入試で求めているのは,探究学習で必ずしも成果が出ている生徒ではなく,将来活躍する,元気に頑張ってくれる学生を求めていること,高校も大学も生徒から対話の相手として選ばれうる魅力ある教員でなければならないといった発言がありました。
最後に,高校教育と大学教育,入試について,これからも双方で懇談していくことを確認して会を閉じました。