入試センターの取り組み
センター長ごあいさつ

入学センターからアドミッションセンターへ
― 新たな入試改革・高大接続に向けて ―

教育・学生支援機構
アドミッションセンター長(教育学部教授) 福 田 哲 之

 平成28年3月31日に出された高大接続システム改革会議の「最終報告」では、国内外の大きな社会変動の中で主体的に人生を切り開いていく力や、渾沌とした状況の中で新たな価値を創造していく資質・能力を育成するために、幕末から明治にかけての教育改革に匹敵する大きな改革が必要であるとし、「高等学校教育改革」、「大学教育改革」、「大学入学者選抜改革」の3つの改革を、システムとして一貫した理念の下に一体的に行うことが求められ、「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の導入が示されています。
 このような喫緊の課題に対応し、入学を希望するみなさんが培ってきた知識や技能、思考力・判断力・表現力などの能力、さらに主体性や意欲などの態度を、多面的・総合的に評価・判定するための新たな入試改革と高大接続事業に取り組む体制を整備・強化するために、平成28年7月1日より、従来の入学センターにかわりアドミッションセンターを設置いたしました。
 これまでに入学センターが展開してきた様々な活動を踏まえ、アドミッションセンターが新たな体制を整備・強化していく上で、2つのキーワードが挙げられます。その一つは「地域」です。島根大学では、文部科学省「知(地)の拠点整備事業(大学COC事業)」の一環として、全国に先駆けて平成28年度入試から「地域貢献人材育成入試」を全学部に導入しました。今後はさらに広い視野に立って地域から世界へ発信していく人材の確保が求められます。
 もう一つのキーワードは「育成」です。「地域貢献人材育成入試」の導入にあたって開催した「面談会」には、延べ124名の高校生の参加があり、参加者からは「担当者との“対話”をとおして自分自身のやりたいことがもっと見えてきた」という感想が寄せられています。入試という局面だけでなく、それ以前の段階から一人ひとりの自己実現に向かって大学と高校とが緊密に連携し、高校での学びを大学へつなげていく育成という視点が、新たな入試改革と高大接続を進める上でさらに重要になると考えています。
 アドミッションセンターでは、高校や地域の皆様とさらに緊密な連携をはかりながら、広報活動にもこれまで以上に積極的に取り組んでまいります。入学を希望されるみなさんには、ぜひ島根大学が実施している様々なイベントや活動に参加し、本学の魅力に触れていただきたいと思います。古代の歴史と豊かな自然あふれる島根の地でともに学べることを心待ちにしています。
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